バッテリーは消耗品です！
お車についている全てのバッテリーは消耗品です。どんなに丁寧に使っていても、遅かれ早かれ使用できなくなってしまいます。これは、メーカーや性能差に影響される訳ではなく、その充電と放電を繰り返す仕組み上、避けられない事なのです。自動車以外にも、バイクや農業機械や船舶などのバッテリーについても、その容量および寿命は使用頻度とともに、また時間の経過とともに自然に低下してしまいます。また、自動車用品店の店頭にはバッテリー性能の回復を謳った添加剤が販売されています。しかし、バッテリー添加剤の使用で一時的にバッテリー機能が回復した様に感じる事もありますが、基本的な性能回復は期待できません。やはり定期的にバッテリー交換をする事が重要と言えます。
バッテリーの寿命とは
バッテリーの寿命は通常の使用下では、2年から5年位と言われています。しかし愛車の使い方によって、その寿命も長くなったり短くなったりします。 例えば、毎日乗る車と週末しか乗らない車、長距離走行をする車とチョイ乗りが多い車、また日中走行が多い車と夜間走行が多い車など、使用環境によっては極端に寿命が短くなってしまう事があります。また、最近のバッテリーは高性能な物が多くバッテリーの限界寸前まで性能を発揮する為、寿命や不調の兆候を感じられにくい様です。その為、寿命に達すると突然バッテリーが上がってしまいます。
★バッテリーを長持ちさせる秘訣！★
日頃のちょっとした気遣いで、バッテリーの寿命は大きく変わります。
１：ちょいのりばかりしない！ ２：できるだけ毎日エンジンをかける ３：たまには長距離を走る
バッテリーは電気を溜めて置く容器の様な物です。また、自然放電もしています。
その為、使った電気を溜め直してあげる事が大切になってきます。
バッテリー寿命の見分け方
バッテリー上がりは突然起こります。しかし、その前兆はあります。
日々、注意する事で、最悪のケースを避ける事ができるかもしれません。
- エンジン始動時にセルモーターの回転が鈍くなった
- バッテリー本体が変形している
- バッテリー本体の端子部分に白い粉が付着している
- バッテリー液が減っている
- パワーウインドーの開閉速度が遅くなった
- 夜間走行時、アクセルを踏むとヘッドライトが明るくなる
一般的なバッテリーの交換サイクル
一般的には、車検毎に交換する事が多い様です。新車購入時なら3年後、中古車購入時なら2年後が適正時期であり、同時に安心代となります。 皆さんの愛車のバッテリーはいかがですか？適正時期に交換されているでしょうか？もし、自己判断に不安がある様でしたら、ガソリンスタンドや自動車用品店などでの無料チェックをおすすめします。特にこれからの季節はエアコンの使用などでバッテリーへの負荷が高まってきます。最悪の事態を避ける為にも、ぜひ一度チェックをしてみて下さい。
バッテリー交換の費用について
- トヨタ プリウスZVW30（HTHV-S34B20R） 17,634円
- トヨタ クラウンS18（HTSS-95D23L） 12,600円
- ホンダ オデッセイRC（75D23L） 15,788円
- 日産 セレナC26（S-95/130D26L） 14,780円
※上記参考価格に作業工賃と廃棄手数料が必要となります
バッテリー交換って、結構お金がかかるんですね！
